MG シャア専用リックドム(コーテイングVer)2014年03月19日

12月~1月制作ガンプラ紹介第3弾。
MG シャア専用リックドム(コーテイングVer)です。

小説版「機動戦士ガンダム」にてシャアが乗っていた機体。
MSV(モビルスーツバリエーション)に分類されるのかな?

未だMGでシャア専用リックドムが発売されていない時期にMG量産型リックドムの成型色をシャアカラーに変え、その中でも赤色部分をメッキコーティングしてあるキットです。

初め、全体を光沢トップコートにして仕上げようと考えていましたが、制作するにしたがって、全身光沢よりもメッキ部分は光沢、それ以外の部分はつや消しで仕上げた方がカッコウ良いのではと思い始めその形で完成させました。
メリハリが効いて今ではこの選択が正解だったなと思っています。
キット自体メッキが非常に綺麗なので、それほど手を入れずに制作しました。

特別に行ったことは以下の通り。
1、MGゲルググVer2.0の水転写デカールを使い、シャア専用としてのディティールを追加した。
2、つや消し部分各所にメタルパーツを使用しディティールを追加した。


まずは素立ち。
メッキの煌びやかさと、つや消しの落ち着いた雰囲気がとても気に入ってます。



後姿
重MSらしい、どっしりとした存在感が良いです。
メッキパーツのゲート跡処理の上手い方法を知らないので、苦し紛れにガンダムマーカーメタレッドでタッチアップをして誤魔化しています。


バストアップ
モノアイにはアドラーズネストの「カメラアイ.L」の中に「Hアイズ」のピンクをはめ込んで使用しています。
アドラーズネストのカメラアイは初めて使いましたが、内側に段差のモールドが刻んであり、レンズをはめ込んだ後にに外側から見ると本物のカメラレンズの様に見え、大型のモノアイを持つ機体にはオススメです。
左肩のシャアのエンブレムと左胸のツィマッド社のマークは個人的にこだわった所。
拡散ビーム砲はクリアパーツの裏側からガンダムマーカーゴールドを塗っています。
胸アーマーの角には1.2mmのメタルボールを埋め込みましたが、シナンジュの時にはピンバイスで開けた穴に直接埋め込んだのに対して今回はピンバイスで穴を開けた後ビットで縁を面取りしています。



前面下部アップ
右胸装甲のC.AZNABLEがお気に入り。
フロントスカートアーマーにも1.2mmのメタルボールを数か所埋め込んでいます。



背面アップ
バックパックバーニアはメッキパーツと親和性が増すようにメタルパーツに置き換えました。
噴射口近くにはゲルググ用デカールからそれっぽい大型のコーションマークを選んで貼付けています。



背面下部アップ
全面フロントスカートと同じく1.2mmのメタルボールを数か所埋め込んでディティールアップしています。



脚部アップ
今回一番のお気に入りポイント。
右足スカートに「Principality of Zeon」のマーキング。
これもゲルググ用デカールに入っていたもので、多分ゲルググではシールドに貼るための物だと思うのですが、「ドムならスカートだろ!!」という強い思いで貼り付けました。
今となっては左足に貼った方が表記上は正しかったかなと・・・(^^;
多分語尾側を上げたかったのはマツダの「zoom zoom」のロゴの影響かと。


武器装備
シャア専用リックドムと言えばビームバズーカでしょう!!
ただし、重くて手首は保持できず砲口を地につけていないとポージングできません(^^;
エネルギーパイプぽい所をシルバーに末端の留め金ぽい所をゴールドで塗装して全体の雰囲気が平坦にならないように工夫しています。


ビームバズーカ構え状態。
ここにもツィマッド社のマークとジオンマークを、面としてディティールが足りないと思った部分にコーションマークを張り付けています。


キットそのものは1999年製で今となっては可動は厳しいものがありますが、ドムならではどっしりとしたプロポーションを見事にプラモデルに落とし込んでいるのが素晴らしいです。

写真には載せていませんがジャイアントバズも付属し、武器関連は一通りそろっています。
しかし武器の保持が手のひらと丸い棒1本で接続するため自重で動いてしまいポーズ決めに厳しい状態となっています。

情報量の少ない部分にほんの少しディティール(デカール等)を追加すると非常に見栄えが良くなり満足感が得られると思いますので、作る際にはオススメの方法です。

MG シャア専用リックドム(コーティングVer) でした。
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