メタリックナノパズル プレミアムシリーズ 機動戦士ガンダム 制作その12014年10月01日

今回から新しい制作ですが、プラモデルを離れ少し変わったものを作りたいと思います。

表題でバレバレですが、制作するのは「メタリックナノパズル」。

どんな物かと言うと金属の板をレーザー加工し、細かな平板を成型。
その小さな平板を折ったり曲げたりして一つのパーツを作り、それを組み合わせて最終的に一つのオブジェを作るという製品です。

で、まあ色々な種類が発売されているのですが、今回は「RX-78-2 ガンダム」を作りたいと思います(^^;マタガンダム



パッケージはこんな感じ。

ガンダムはプレミアムシリーズと銘打たれ、既存のシリーズとは少し違う感じの様です。

箱の右側に写っているのが完成図。
はたしてこのように完成させられるのでしょうか(´・ω・`)フアンデス


こちらが組み立て説明書。

A3サイズの紙2枚に印刷されています。


で、これがパーツ板。

こんな感じにレーザーで掘り込まれていて、細かいモールドも入っています。

ビームサーベルだけ別パーツで完成済みです。




早速制作開始!

まずは説明書通り左腕の制作を始めましょう。

人間で言う所の二の腕、肩のパーツを切り出してきました。



まずは二の腕を箱型に組んだ後、上半身側面になるパーツに固定します。

あ、そうそう金属パーツなので指紋対策に薄い布手袋を付けて制作を始めましたが、とてもじゃないけどそんなもの付けて制作はできませんでした(とにかく細かい作業が多く、微妙な力加減が必要なので手袋を付けてなど作業できません(^^;)

なのでパーツは指紋だらけデス(´;ω;`)


次に肩のパーツを二の腕に被せるように固定。


関節になる部分のパーツ切り出し。


手前の円盤の付いたパーツをプラ棒に巻いてパーツを曲げ、関節の突起作成。

マグネットコーティング済みですかな?


関節パーツに作った突起を固定。


で、関節パーツを箱型に組んで・・・


上下に腕との接続用平板を固定すれば関節完成。


作った関節部分を二の腕に固定。


前腕部パーツを切り出し。

初め、一番上のパーツが何なのか判りませんでした(^^;


で、件のパーツを箱型に成型。


箱型に作った前腕に固定。

さてこのパーツ何だか判りましたか?

そう!シールドとの接続パーツなんですよ。


前腕部を関節部パーツに固定。

ここでちょっとしたアクシデント発生。

前腕部の箱組が少し歪だったのか関節部に上手くはまらず、前腕部の折り曲げ部分が少し金属疲労で割れました(´;ω;`)

言い訳をすると前腕部の箱組は単なる正方形の箱ではなく、角の部分が1mm程斜めになっている8角形(!)この斜めになっている部分を斜めに成型するのが非常に厳しいくせに、上手く斜めになってないと一部の辺のみ長さが長くなってしまいます。

よって綺麗な箱型にならない・・・キツイっすよ(^^;

想像するにこの1mmを綺麗にしようとしてトライ&エラーを繰り返したのが金属疲労に繋がったのではないかと・・・。

ここでストレス急上昇(゚∀゚)ノシ アップ


何とか気を静めて最後の手のひら制作開始。


しかし、集中力が切れていたのか余計な力が入ったのか、親指パーツが折れ取れてしまいました(´;ω;`)ウッ!

ここでストレス限界点突破(゚∀゚)=3トッパ-!

思わずこのパーツ掴んで「ヤワずぎじゃ~!ボケ~!」と壁に向かって投げつけていました。

パーツの折り曲げる部分は通常の金属板をレーザーで半分くらいの厚さに削り折り曲げやすくしています。

しかし、パーツを固定する際のタブ(プラモで言う所のダボ)を折り曲げる時に少しでもパーツをもっている指に力を込めようものなら、この折り曲げ部分から形が歪む、歪む。

で、歪む=金属疲労なので折り曲げ部分が切れるという罠。

まあ、なんにせよ左腕は完成。

この時は本気で今回の制作は無かったことにしようかと思いました(^^;

しかもこれで難易度☆2つ(最高難易度は☆5つ)とか冗談だろ!と思いつつ、今回は終了。

最終的に完成にこぎつけ笑顔で終わるか、はたまた挫折して壁に投げつけ枕を涙で濡らすか、乞う御期待!
ヾ(o゚ω゚o)ノ゙

メタリックナノパズル プレミアムシリーズ 機動戦士ガンダム 制作その22014年10月02日

かなりギスギスした気分で終えた前回の制作ですが、一日経過し何とか気分も落ち着いてきたので頑張って作って行きたいと思います(^^)

前回の制作では小型のラジオペンチを使っていましたが、取り回しが悪く、また微妙な力加減で加工ができないので思い切ってタミヤの「エッチングベンダーミニ」を購入。

元々エッチング加工用のツールでペンチと違い、挟む部分の内側にギザギザがありません。

なのでパーツを強く保持してもパーツの表面を傷つける心配がないため、メタリックナノパズルの制作には向いている気がします。

今後エッチングを使用する機会はそうそう無いと思いますが、真鍮線を曲げたり、形を作ったりする時に活躍しそうなので、自分的には無駄な出費にならずに済むと思いたいです(^^;

それでは前回に引き続いて右腕の制作を始めましょう。

左腕と同じく肩周りから制作します。


パーツを切り出してきました。


二の腕を箱組して・・・


胸部パーツに固定。


そして肩のアーマーを取り付け。


関節部の丸パーツを2つ作り・・・


関節部パーツに丸パーツをに取り付けたら、関節パーツを箱組。


関節パーツ上下に付ける腕との接続パーツを切り出し。


それぞれ上下に取り付け固定。


肩周りのパーツ群に関節パーツを固定。


前腕部のパーツを切り出してきて・・・


前腕部を箱組。

エッチングベンダーのおかげで前回あれだけしんどかった1mmの斜め部分がものすごく簡単にできました。

肩パーツ群に取り付けて固定。


最後に掌パーツを取り付け後折り曲げて組み立てれば・・・


右腕完成!!

シールドとの接続パーツ分が無いので少しだけ楽ちん。
左腕と比べても前腕部の成型精度が上がっています。

それにしても、不思議だ・・・前回の制作程ストレスを感じませんねぇ。
今回導入したエッチングベンダーの使い勝手が良からか、ナノパズルに対する自分の練度が上がってきたからなのか不思議とスイスイ作れてしまいました(*゚Д゚)


だが、しか~し!!
問題はココからっ!!

来たよ!来たよ!来ましたよ~!!

見てください!!


次は難易度☆5つの頭部制作。


まずはパーツの切り出し。

何となくツインアイは判りますが下のパーツは?


曲げて8角形を作ります。

ああ、首ですね( ´∀`)


ツインアイの付いているパーツの底に固定。


ツインアイ部分を引き起こして底に固定。


次のパーツを切り出し。

ここには特徴的なへの字スリットがありますね(^^)


微妙な角度を付けて曲げれば、面あて完成。


先ほど作ったツインアイパーツに面あてを固定し、ツインアイを折り曲げれば何となく顔面完成。


そして次は・・・

V字アンテナと兜のツバですかね?


アンテナの上側にあるパーツを箱組して手前に折り返せばV字アンテナ完成。


カーブを付けた兜のツバに固定。


そしてこれは・・・


兜本体でした。

頭頂部の微妙なカーブはエッチングベンダーで曲げ位置を少しづつずらしながら形作りました。


最後は・・・


メインカメラ!

これでガンダムヘッドのパーツが揃いました。


兜本体にメインカメラ、V字アンテナ、ツバを固定。


兜の外周部パーツを切り出し、カーブを付けます。


兜本体に外周部を固定。

その際、説明書には明記されていませんが先にダクト部分のパーツは折り曲げておきましょう。


最後にツインアイと面あてをセットし固定すれば、どこから見てもガンダムヘッドの完成。


ふう、何とか☆5つを乗り越えましたね(^^)

兜の外周部を固定する所以外は特別難しい部分やストレスを感じる事は無かったと思います(まあ、ガンダムヘッド制作の時は毎回やる気が上がりますからね)

一先ず集中力が切れてきたので今回の制作はここまで。
次回は足の制作みたいです。

完走に希望の光が見えてきましたよ~(`・ω・´)


********
今後このガンダムを作る方へのちょっとしたアドバイス。

・道具は揃えましょう
 ラジオペンチ・ピンセットは必須だと思います。
 ちなみにブログ管理人はパーツ切り出しにはプラモ用ニッパーを使っています(特に歯が欠けるようなことはなさそうです。くれぐれもアルティメットニッパーとかは使わないように(^^;)

・良く説明書は読みましょう。
 案外重要なことが小さなコラムのように書いてあります。
 仮組が基本出来なく常にぶっつけ本番なので、その時に制作するチャプターは最後まで一度読み、制作の流れをイメージしておいた方がベターです。
 また、細かい部分の折り曲げは明記されていない事があるため図も穴が開くほど見ておきましょう。

・箱組は45度
 これ意外と重要です。
 パーツの辺を折り曲げて箱組していくことが多いのですが、いきなり辺を90度曲げてしまうとタブがはまらない事が多々ありました。
 まずは45度程曲げてタブの差し込み先や、折り曲げる辺の順番等を再確認してみましょう。
 ある意味これがメタリックナノパズルでの仮組です。

・タブの固定は第三者の目で見てから
 タブを折り曲げもしくはヒネリでパーツを固定しますが、基本固定してしまったらパーツは外せません。
 パーツの形状には似たものが多いので、間違った方向で取り付けていないか?パーツの取付天地はこれで良いのか?等、最後に第三者になったつもりでもう一度見直してからタブを固定しましょう。

・制作は中断するのも勇気
 「何のこっちゃ?」と思われますが、組み立て説明書に難易度や制作目安の時間等が書いてあるため、変に意識して「ここまでやらなきゃ!」とか「難しくてシンドイ・・・」とか思う事があります。
 そんな時には敢えて作り続けず、中断して他の事をするか寝てしまいましょう(^^)
 上みたいな事を考える時点で集中力は切れていますし、感じたストレスやイライラも一晩寝れば収まります。
 断言します、そのまま作り続けると必ず失敗しますよ~(´・ω・`)カベニ バーン! シマス
 

ささやかですが、制作してみて感じたアドバイスでした。

メタリックナノパズル プレミアムシリーズ 機動戦士ガンダム 制作その32014年10月03日

さて、最高難易度の頭部制作を無事終えたので勢いに乗って脚部の制作を始めたいと思います。

大体、両足で1時間半が制作目安の様です。


まずは、関節部を作ります。

腕の時にも作った特徴ある丸部品を作り。


関節部パーツに固定。

指紋汚いですね・・・(´・ω・`)


次に関節部を箱組。



最後に接続用パーツを固定して関節部完成!

この辺は腕の時と構造・制作の工程が同じですね。


次にモモとスネパーツを切り出してきました。


モモを箱組しつつ関節パーツを包む様に形作ってゆきます。

モモの箱組と関節パーツの差し込みが同時に行われるので少々難易度高めです。

最期にタブを折り曲げ二つのパーツを固定。


関節部下側にスネパーツを固定します。

ここでは写真の様にスネの四辺を折り曲げますが成型まではしません。


次に股関節接続パーツを切り出してきました。

片方を箱組して・・・


もう一つのパーツに取り付ければ・・・

股関節接続パーツ完成!


左足に固定しました。


続いて右足の組み立て開始。

関節パーツを切り出してきました。


丸パーツを作り固定した後、関節パーツを箱組。


右足パーツ群。


左足と同じくモモを成型後関節を取り付け、スネパーツを固定した後股関節パーツを取り付けました。


そして今度は足首パーツを切り出し。


パーツを丸めて筒を作った後、くるぶしパーツに固定。

最後に踵パーツを取り付ければ足首完成。


次は何故かガンダムの台座を作ります。

最終的に隠れてしまう場所に細かく足裏のモールドが刻まれてます(^^;ナンデ?


台座の縁を折り曲げて立てた後、先ほど制作した足首を固定。


もう一つの足首も作成。


そして台座に固定しました。

どうやらこの足首から上方向に足を制作してゆくようです。


前に制作した両足を足首に固定。


切り出してきたのは、つま先と踵の外部アーマー。


それぞれ箱型に組んだのち踵側アーマーを固定し被せるようにつま先側アーマーを取り付けます。


右足用のアーマーも切り出してきました。

同じように右足首に固定。

これで両足が地に付いた感じになりました。

今度のパーツは何でしょう?


アンクルアーマーでした(^^)

ここのはめ込みは嫌がらせかと思うようなシビアさ・・・それぞれ取り付けるのとは逆の足が邪魔で・・・邪魔で・・・


続いては、ふくらはぎパーツ。


この様に短冊状になったパーツ群を少しづつカーブつつ連結させて、全体で緩やかカーブを持った形状に成型してゆきます。

が、最終的にはめ込む場所と相談しつつ形状を作ってゆけとしか説明書には書かれておらず、結構足側にはめ込むのに苦労しました。


でも何とか両足分完成!

ここで、眠気に勝てず本日の制作終了。
1時間半では終わりませんでしたね(´・ω・`)

次回は足の制作の続きから行いたいと思います。

メタリックナノパズル プレミアムシリーズ 機動戦士ガンダム 制作その42014年10月04日

さてさて前回の続き、両足の制作から再開です。


まずは膝アーマーを作る様。

パーツを切り出してきました。


こんな感じで箱組した後、写真左がに写っている小さなタブを写真では上に折り曲げている板のタブ穴にはめて固定するのですが・・・

は、はまらん!(^^;
パーツが干渉しあって全く入る気がしないヾ(o゚ω゚o)ノ゙

エッチングベンダーで板を少~しづつ角度を変えて曲げながら様子見・・・


何とかはまりました。

すげー、イライラしました!!(゚∀゚)=3ムッハー


反対側も頑張って固定。

しかし、スネ側の金属表面は傷だらけ(´;ω;`)


気持ちを落ち着けて腰部分の制作開始。

腰の内側板を切り出してきました。


これを両足の股関節パーツに固定。


次に細長い板を切り出してきました。

これは一体・・・右側に見慣れた連邦マークがりますね(^^)

それぞれ折り曲げ位置良い感じで曲げてゆくと・・・


見慣れた形状になりました

そうフンドシ部分完成!!


腰に固定します。


次に切り出してきたのは腰の天板。


これを腰部分に乗せて固定。

ここで一応両足の制作は終了。


次に切り出してきたのは何でしょう?

細長いパーツをクルクルっと巻いて・・・


箱組したパーツに固定。



もう一つも固定すれば何となく判りましたかね?

そうビームサーベルです。
ここからはランドセルの組み立てです。


まずはランドセルパーツの切り出し。

右下に移った縦筋の入ったパーツをボールペン使ってクルリと巻けば・・・


バーニアコーン完成!!


作ったバーニアをランドセルに固定。


ランドセルを箱組しつつビームサーベルを固定。

何となくそれっぽくなってきましたね(^^)


次にランドセル下側カバーを成型し・・・


ランドセル成型に合わせて取り付けた後固定。

ランドセル完成!!
おお!結構それっぽいぞ!!


続いて帯のようなパーツを二枚切り出し。


それぞれを箱組成型しながら上下に連結すれば、お腹部分のパーツ完成。


次に切り出してきたのは上半身のパーツですね。

胸の特徴あるダクトが良く再現されています。


まずは前掛けパーツを成型しつつガンダムヘッドを乗せて固定。


上半身パーツを成型した後、ガンダムヘッドをはめ込み固定。


でもって裏側にはランドセルを取り付け固定。


最後にお腹パーツを上半身パーツに取り付けれたところでタイムアップ。


今回の制作はここまで。

大分ガンダムらしくなってきました(`・ω・´)
ここまで来たら完成したようなモンだぜっ!!とか強気になってみる(*゚Д゚)

なんか何日か前と大分違う事言ってますよ・・・

次回は上半身の続き、コックピットハッチやシールドの制作を行い完成させたいと思います。

メタリックナノパズル プレミアムシリーズ 機動戦士ガンダム 完成2014年10月05日

何だかんだと言いながら制作は終盤まで来ました。
一気に組み上げてしまいたいと思います。



まずはコックピットハッチから。

パーツを切り出してきました。


左側の小さなパーツを箱組した後、右側の大きなパーツに固定しさらに成形。


ガンダム上半身に接続固定。


ここまで来たら、仮止めしていた上半身を完全固定。


上半身の固定が終わったら、ついに上半身と下半身を合~体!!


腰巻を作っていきます。
パーツ群。


ここに特徴的なブロックパーツを箱組して取り付けてゆきます。
まずは一つ目。


そしてサイドの一つ。


最後に前側をつけて成形すれば腰巻片側完成。


本体腰に巻き付けるように接続して固定。


反対側も同じように・・・



箱組して取り付けて成形。


腰に巻き付けて固定。
ほぼ完成な感じですね(^^)


そして最後のパーツシールドを制作しましょう。

シールド下部に見せかけて実はシールド裏側のパーツと星形を形作る4つのパーツ。


それぞれをタブ穴に差し込み固定。

この時には気づいてなかったのですが上側の星マークパーツ取り付けるタブ穴を間違えています。
ほぼ隣接するように穴が開いているので、必ずより内側の穴にいれるよう気を付けましょう(^^)


そのほかのシールドパーツを切り出してきました。


2パーツを成形し・・・


シールド裏パーツに取り付けて固定。
ここがシールドの腕持ち手部分になります。


まずは本体に右腕を固定。


続けて左腕を固定。


左腕のシールド接続パーツにシールド裏パーツを固定。


最後にシールド表面パーツを被せるように固定し回りをいい感じに折り曲げ。


ビームサーベルを右手に持てば堂々完成!!


最後に完成写真。
可動箇所がないので写真少なめです。


まずは素立ち(?)


そし後姿。


すこしアップ


さらにアップ(^^;

さてさて、何とか完成できましたね(^^)
それにしても短気なブログ管理人には、かなりストレスを感じる制作でした。

基本カッチリできてないと許せない性格なので、各部が歪んでいたり、接続が甘かったりする今回の完成度では納得いかな~い!!

しかし2体目は二度と御免ですな(^^;

まあ、なんにせよ挫折しないで最後まで作れて良かった、良かった。

メタリックナノパズルプレミアムシリーズ「機動戦士ガンダム」でした!

次回からは、限定品なのにいつでも手に入る「ガンダムフロント東京(GFT)」関連のプラモを連作してゆきたいと思います。

お楽しみに~(^^)/

RG RX-78-2 ガンダム(Ver.GFT) 制作その12014年10月07日

前回の予告通り今回からはガンダムフロント東京にて販売されている限定商品を連作して行こうと思っています。

第一弾はRG(リアル・グレード)RX-78-2ガンダムを作ります(ガンダム連作(^^;)

ちなみにRG(リアルグレード)とは既存のモビルスーツを新解釈し、工業製品として本当にあり得そうな外観と1/144というサイズながら今までにない可動の再現をコンセプトに誕生したガンプラの1カテゴリーです。

可動追求のためプラモデルの中に可動骨格「アドバンスドMSジョイント」を使用し、装甲をその上に順次取り付けてゆくことでプラモデルが完成するというちょっと変わった制作方法を取っているのも一つの特徴です。

RGは「ガンダムmk-2」「Zガンダム」「リアルタイプザク」に続いて今回で4作目。

事前情報では結構、細かいパーツがポロリと取れるらしいのでその辺の対策を順次行いながら制作していこうと思います。

今回の制作方向性。
 1、キット自体は基本パチ組でVerGFT版として制作。
 2、マーキングシールはGFT専用の物はテトロンシールを全て使用しRGガンダムキット付属の物は金属表現関連はテトロンシールを使用し、それ以外は水転写式を使用する。
 3、マーキングは見栄え的に「うるさく」なっても基本全て貼りつける。

なんとなく3番は完成後後悔しそうな気がしないでもないですが・・・(^^;(いままで制作したRGはマーキングシールは全く貼っていないので、さてさてどうなるんでしょうね・・・)


それでは制作に入りましょう。

こちらがキットボックス。

他のGFT関連商品と同じく赤と白の帯でガンダムフロントの東京限定商品である事が明記されています。

また、ボックスアート自体も一般販売の「リアルなガンダムヘッドのみ表示」からガンダムフロントメインアートである「宇宙空間のガンダムと遊泳するアムロ」のビジュアルが差し込まれた物となっています。



ついでに組み立てマニュアルの比較。

左が一般販売版、右がGFT版です文字情報と右側にある赤ライン以外は違いはありません。


裏側。

こちらは大分違いますね。
GFT版はGFTメインビジュアルが印刷されています。

ちなみにこのGFT版キットでは、このメインビジュアルを再現したディスプレイができるようになっています。


で、こちらがGFT版特有のパーツ群。

左側がメインビジュアルを再現するための飾り台。
右側上はマグネットコーティング後のガンダムを再現するための関節パーツ+宇宙遊泳中のアムロ君(^^)。
右側下が1/1GFTガンダム立像を再現するための追加マーキングシールです。

という事で、これ以外は一般販売のRGガンダムと同じものです(^^;


まずは足首を組み立てるようです。
行ってみましょ~う!


足首関節のアドバンスドMSジョイントを切り出してきました。
すでにこの半完成状態でランナーに付いています。

右側に見える不要なパーツをMSジョイントから抜き取ります。


MSジョイントに取り付けるパーツを切り出す前に足裏のバーニアを塗装しましょう。

とにかく1/144のくせにパーツ分割が凄まじいので、各パーツが小さい!
そこで小さなパーツの部分塗装が必要な場合は、ランナーに付いたままで行えば幾分やりやすいと思います。


足裏中間のパーツを切り出してきました。

ちなみにこのRGガンダムの足裏は2か所で可動します(MG版Ver2.0と同じ!!)


MSジョイントに取り付けました。

それにしてもモールドが細かい・・・


次につま先のパーツを切り出し。
足裏中間のパーツに被せるように取付け。


最後に踵部分のパーツを切り出し。


先ほど取り外した不要パーツが付いていた穴にパーツをハメれば足首完成。


続いてアンクルアーマーの制作ですが、その前に・・・今回の新規パーツであるマグネットコーティングパーツを塗装します。

1/1ガンダム立像を参考に一文字模様はガンダムスミイレマーカーグレーで、円周部分はコピックモデラーブラックで書き込んでみました。

こちらも非常に小さなパーツなのでランナー状態で作業。


で、それらを含めてパーツの切り出し。

上の方にも書きましたが新規パーツが「追加」になっているだけなので、写真に写っているように通常のガンダム(ジャブロー改修版?)の関節パーツも付属するのでお好みで選択して作れます(とは言えGFT版を買ってきて、わざわざノーマル版で組む人はいないと思いますが・・・)


足首に取り付け。



最後に可動範囲紹介。

こんな感じに、広げることも閉じること(?)もできます。
またアンクルアーマー部分も若干ローリングするような気がします。


今回はここまででタイムオーバー。

直前にナノパズルを作ってたせいか細かいパーツ割りをされていますが、イライラはしませんでしたね。
そういう意味では忍耐力が鍛えられました(^^;

次回は足の上部分。モモやスネを作って行きたいと思います。

**
記事が増えるにつれ検索性が悪くなってきたので、今回からカテゴリーを細かく設定するようにしました。
過去の記事も追々、カテゴリ分けを再設定し更新してゆく予定です。

RG RX-78-2 ガンダム(Ver.GFT) 制作その22014年10月09日

さて前回は足首から下の部分を作りましたが、今回はその上部分であるスネやモモを制作してゆきます。


まずは骨格であるMSジョイントを切り出してきました。


判りづらいですが一部分の向きを変更・移動しました。


そして残りの外装パーツ群。

1/144スケールで「よくこれだけパーツ分割したな・・・」と思います。

このRGガンダムでは装甲パネルの違いをパーツの色違いで表現しています。
写真ではイマイチ判別できませんが、パーツは白・かなり薄めのグレー・薄めのグレーの3種類があります。
これを組み合わせることで外部装甲にメリハリを付けようというのが狙いのようです。


まずは最も最下層のパーツをセットし、あわせてリアリスティックデカールの金属表現デカールを貼りつけます。

ちなみに、ここのパーツはかなり濃いグレーになっています。


次にスネ、ふくらはぎの内側パーツなんかを骨格に取り付けます。

ここにある細かいパーツは事前に接着剤で貼りつけてしまいました。


膝あての中にあるダクトパーツはなんとなくガンダムマーカーシルバーで塗装。


膝、マグネットコーティング済関節パーツを用意。


骨格に取り付けつつモモの外装パーツも取り付けます。


膝はほぼ180度近くまで曲げられ、曲げると同時に装甲が連動して分割移動をするギミックがあります。


最後に前回作った足首を接続すれば右足完成!


続けて左足パーツを用意。


こちらも細かいパーツのポロリ対策として接着剤で固定。


右足と同じ工程を


行って・・・


外装パーツを取り付けます。


同じように足首から下を付けて両足完成。


足首を付けた状態で関節フル可動(^^)

良く曲がります。

今回は「クドイ程の密集感」で制作する方向性なのでモールドすべてにスミ入れしています。

スミ入れカラーは
○白、グレー外装部・・・コピックモデラーウォームグレーを中心に所々コピックマルチライナークールグレー。
○赤部分・・・コピックマルチライナーワイン。
を使用してみました。


さて次回は腰回りから上半身の制作予定。

上半身には個人的に少々気に入らない部分があるのでどうしようか思案中です。

RG RX-78-2 ガンダム(Ver.GFT) 制作その32014年10月14日

今回は腰及び上半身の制作を行いたいと思います。


まずは腰の制作から。

パーツ群の上の方に写っているのが上半身のMSジョイント。
ここから腰用のジョイントを外したのが写真中央にある物で、微妙にですが前後にスイングする機構が盛り込まれています。


腰アーマーを4つ作りました。
色分けは細かく、ここだけでグレーのパーツは2色使用されています。


そして連邦マーク。

黄色いパーツを赤の2パーツで上下から挟むように組み立て(細かいなぁ(^^;)


連邦マークを前方アーマーに取り付け。


後方のアーマーも制作し、共に腰のMSジョイントに取り付けます。

後方アーマーにはウェポンマウントラッチ用の機構が設けられていて開閉可能です。
因みにこのマウントラッチはアクションベース等の飾り台の接続部分も兼ねています。


そしてもう一色のグレーパーツを取り付け・・・


各アーマーを取り付ければ見覚えのある形状になってきました。
アーマーと腰との接続はボールジョイントとポリキャップのはめ込み式。
かなり緩く少し力を加えると外れてしまいます。


お腹下部のパーツを切り出し。


組立て。
微妙にサイドの装甲が色分けされています。


腰サイドアーマーのパーツを切り出し、組み立てた後それぞれのパーツをセッティングすれば・・・


腰パーツ完成!!

ディテール細かいっすね(^^)


続いて上半身作ってゆきましょう。

こちらが上半身パーツ群。



MSジョイントに疑似コアブロックパーツと引き出し機構パーツを取り付け。


後ろの装甲とサイドの色違いパーツを取り付け。


胸のエアーインテークを差し込んだ後、前方装甲カバーを取付け。

エアーインテークに貼りつけ指示がされている箔押しシールはイメージが違いすぎるので却下。


お腹上部パーツを差し込むのと同時に首周りのパーツを取り付け。


最後にコックピットカバーと首パーツを取りつければ上半身完成!!



しかし、この装甲分けに使われている水色パーツが気になる・・・明るすぎてミスマッチに思えるんですよね。
さてどうするか・・・


一先ずバックパックの制作開始。
パーツを切り出してきました。

パーツ分けだけ見るとほとんどMGの世界ですね(^^;
バックパック上部にはフックなんかも付いていてディテール増えてます。



バックパックのモナカ本体を合わせ、そこに色違い装甲をはめ込み、ビームサーベルラックを取り付け。


バーニアコーンとサーベルラック外部装甲を取り付け。


下部スラスターと外部装甲パーツ、ビームサーベルグリップを取り付け仮組終了。

バーニアフラップは取り付けると外すの面倒そうだったので取り付けてません。
それにしても内部構造の白いパーツ(正確にはものすごく薄いグレー)浮きまっくてるな(^^;


まずは一旦バラし、バーニアコーン差し込みボールジョイントをガンダムマーカーメタレッドで塗装。

ついでに上部フックも金属ぽくガンダムマーカーシルバーで塗装してみました。



で、ここで自分の中でモヤモヤしていた部分を改修することにしました。
このRGガンダムは本体の白い装甲部分が3色に色分けされ基本の白から段階的にトーンを落としたグレーに調整されています。
そのため、全体的に暗めの印象を受けるため、本体の中に明るい感じの色が入ると妙に浮いて見えてしまいます。

で、その浮いて感じる黄色いパーツと水色装甲パーツを塗装することに。

まずは黄色いパーツ。
何となく妙に明るい感じだったので、若干オレンジがかったキャラクターイエローで塗装。

次に水色の装甲パーツ。
ここも妙に水色、水色していたのでもう少しブルーの強いフレンチブルーで塗装。

最後にバックパックの中で浮いていた白パーツ&バーニア関連パーツをチタンシルバーで塗装。

ついでなので今後使用するパーツも同時に塗装。
キャラクターイエローとフレンチブルーで塗ったパーツは比較のためにいくつか裏返してパーツ本来のカラーも写してます。
また、右下は今後使用する頭部パーツ。バルカンのみの為に黄色成型されているようです。
ここはチタンシルバーで極薄目に塗装してちょっとゴールドぽくしてみました。



そして再度組み上げ。


こんな感じに・・・


色味が変わりました・・・


よ!っと(^^)

フレンチブルーが光沢なので少々浮いて見えますが最終的にトップコートするので今は気にしな~いヾ(o゚ω゚o)ノ゙



バックパックにバーニアコーンを取り付けて完成させたら・・・


本体に取り付け。


何となくちょっと前に作ったMGチックな配色になりましたね(^^)

と、こんな感じで今回の制作は終了。

色々いじってみましたが、基本市販のスプレーでできる範囲です。
もし、お気に召したら試してみてください(*´∀`*)

次回は腕を作る様ですよ~!

RG RX-78-2 ガンダム(Ver.GFT) 制作その42014年10月15日

今回は腕の制作です。

ここを越えれば残りはガンダムヘッドと武器類だけ。はりきって行きましょう(^^)

まずは右腕の制作。
パーツを切り出してきました。

真ん中にあるのが腕のMSジョイント。
ジョイントの上に変な棒が刺さっていますが、これはシールドグリップなんです。
凄いところに成型してますよね(^^;


まずは件のシールドグリップを外して保管。


次に腕関節の外に見える部分に箔押しシールを貼ります・・・

が、段差に上手く貼りついてくれない(^^;
こいつは難儀だ。


腕関節パーツをMSジョイントに付けた後、二の腕に外装パーツを取り付けます。


続けて前腕部に外装パーツ&マグネットコーティングパーツを取り付ければ右腕完成。
写真のようにMSジョイント成型時に握り手首はついた状態になっています。


腕も約180度曲げることが出来ますよ。


勢いに乗って左腕制作。
パーツを切り出してきました。

ここで一度熟考。
実は上の写真にある腕可動範囲写真を取った際に関節に貼りつけたシールが剥れてきました(´・ω・`)
まぁ、貼っているときから何となくそんな感じはありましたがね。

そこで腹を決めてここは塗装することに。
右腕も再度バラしてカッパーを筆塗り。

こんな感じになりました。

シールが剥れるかもしれないという不安を抱きながら作業するのも嫌だったのでこうして正解かも。


で、このパーツを使用して左腕制作。

ん!良い感じではないですか(^^)


右腕も同処理をして再組み上げしました。



最後に肩のアーマーパーツ制作。

パーツを切り出してきて。



組立て。
一部の外れそうなパーツは接着しています。

特別指示はなかったのですが、肩の警告灯を塗り分け。
左肩をガンダムマーカーメタレッド、右肩をガンダムマーカーメタグリーンで塗ってみました。

確か、お台場の1/1ガンダムにはここに警告灯が付いていたはず・・・しかし色分けが不明なので色は適当です。


さて、次回はテンションあがるガンダムヘッドの制作をしたいと思います。
(ちょっと見たら頭部のパーツ細かすぎ(^^;)

RG RX-78-2 ガンダム(Ver.GFT) 制作その52014年10月16日

今回はやる気爆発!ガンダムヘッドの制作です(^^)ナンノコッチャ



こちらが頭部パーツ群。

細かいッス(^^;
背景のカッティングマットが1cm四方のマス目なのでどれだけ細かいか判ってもらえると思います。


まずは頭部の一番中心のパーツから。

このパーツは以前の集団塗装(?)の際にチタンシルバーで塗装済み。
そしてバルカン中心部分はコピックモデラーブラックで点塗りしました。

中央下部に見える四角部分はこの後、面あてを取り付けるとへの字スリットから見える部分なのでタミヤペイントマーカーフラットブラックで塗装。



因みにこちらがタミヤペイントマーカーフラットブラック。
知っている限りマーカーのつや消しブラックはこれだけだと思います。

ツインアイやモノアイ周りの黒い部分を塗る時にとっても重宝しますのでオススメですよ~。
細かい部分を塗る事が多いので、ブログ管理人は購入してきたらデザインナイフで先端が尖るように削って使用しています。
ガンダムマーカーに比べてタミヤのペイントマーカーは臭いがキツイのと塗膜面が少々弱く感じるのが弱点ですかね。



で、早速ツインアイのクリアパーツをマーカーで黒塗り。

今回は黒部分をマーカー塗り、目の部分を箔押しシールで行くことにしました。


こちらがシールを貼りこんだもの。

両方塗り分けるより作業は楽チンですね(^^)


で、バルカン基部にツインアイ、面あて、サイド内部メカを取り付け。


兜の外装を取り付け。


兜のヒサシとちょんまげメインカメラを取り付け。

メインカメラの赤い部分はパーツをガンダムマーカーメタレッドで塗っています。



最後にV字アンテナを取り付ければ、ガンダムヘッド完成ナリ~!

うおっ!結構良い出来ではないですか!
このV字アンテナ裏側にモールド入ってます(^^;


最後にモールドにスミ入れしてお終い。


オマケとしてエモーションマニュピレーターRG(嘘)を組み立て。

こんなクモのような形をした状態から。

指をクリン、クリンと回転させれば出来上がり。

ちなみに指にもちゃんと関節があります(*゚Д゚)スゲー


さて、これでガンダム本体の制作は全て終了。
次回は武器関連を作ってゆきますよ
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