週刊ロビ 制作その42014年03月12日

週末に塗装をし、乾燥状態も良さそうなので制作をしていきたいと思います。
今回のロビパーツの塗装は今後行う予定のガンプラ塗装のテストも兼ねているので、ちょっと工程を丁寧に行いました。

まず塗装にはメタリックブルーを使用しますが、このメタリックカラー実は思いっきり勘違いをしており、フェニーチェ塗装の時にやった「下地を黒サーフェイスで立ち上げその上に塗る」ってのはかなりマスイらしい。

というのも、市販のメタリックカラーはそれぞれの色のクリアカラーの中に金属色の粉(?)を混入して再現しているらしいのです。

なので下地を黒で立ち上げた場合、当然クリアカラー部分が透けて下地の黒が見えてしまい色が暗くなってしまうのです。

フェニーチェを作った時には成形色のグリーンが暗めだったので今となっては結果オーライでしたが、本当はもっと発色の良いグリーンにできたという事です。
そこでリベンジも兼ねて今回のメタリックブルーは車のボディカラーに近い感じで仕上げていくのを目標にしました。

作業工程は以下の通りです。
1、ヤスリでのパーツ表面処理
2、ベースホワイトで立ち上げ
3、メタリックブルーの重ね吹き
4、ラッカー系光沢クリアでトップコート
5、表面の研ぎ出し

まずは1のヤスリがけ
800番→1200番→1500番→2000番
の順でペーパーやすりをかけ表面を均一にします。
その後、塗料の付いてほしくない部分(サーボ軸を差す穴等)にマスキング。
次に2の全体にベースホワイト(白色サーフェイサー)を均一に吹き

3のメタリックブルーを薄く3回程に分けて重ね吹きをしていきます。

ブルーが乾いたら4の光沢トップコートをこれまた数回に分けて重ね吹きしていきます。

トップコートが完全に乾いたら5のコンパウンドを使用して表面の研ぎ出し(艶だし)を行います。

そしてすべての工程を完了したものがこれです。

正直言ってこれだけ手間をかけてどこまで報われるのかとヤスリ掛けからベースホワイトを吹くころまでは半信半疑でしたが、完成品を見ると別次元である事が実感できます。

どれくらい違うかというと・・・
全く同じパーツで比較

左・・・表面処理なし、ベースホワイトなし、メタリックブルー(同じ色)、水性光沢トップコート
右・・・今回の工程を経たもの
全然色味と艶が違う!!!
左は表面処理してないので塗装面がゴツゴツしてます。
そのゴツゴツのせいで光沢もイマイチ。
更にパーツの色が黒なので発色も悪い。
正直ここまで差が出るとは・・・

もう一つ比較
左・・・今回の工程を経たもの
右・・・表面処理なし、ベースホワイトあり、メタリックブルー(同じ色)、水性光沢トップコート
ベースホワイトを吹いている分、前の比較よりは発色が良くなっていますが曲面主体と平面の違いを考慮してもやはり光沢のテカリ具合が段違いです。
手間暇かけて良かった(*´д`*)

どうせなので足首にカバーを取り付けてみました。

以前の白一色と比べると大分印象が変わりますね。

ついでにスネも取り付けてしまいましょう。
まずは右足。

スネパーツに外側カバーを取り付け・・・

足首サーボの軸に差し込み。

そして勢いで左足も作ります。

同じくスネパーツにカバーを取り付け・・・

足首サーボの軸に差し込み!

両足揃え!!

足らしくなってきましたね(*´∀`*)

今後はここから上を作って行きたいと思います。

----2014年7月13日更新----
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